28.年金制度について
Q.年金制度について教えて下さい。
A.公的年金には「国民年金」「厚生年金保険」「共済組合」の3つがあります。
「国民年金は自営業者の年金、厚生年金はサラリーマンの年金」といわれますが、実際は少し意味が違います。
民間サラリーマンは厚生年金保険に、また公務員は共済組合に加入していると同時に、国民年金にも加入しています。
○老齢給付
老後の生計を支えるために、65歳になると支給されるのが老齢給付です。国民年金から「老齢基礎年金」が、厚生年金から「老齢厚生年金」が、
共済年金から「退職共済年金」が支給されます。
○障害給付
病気や事故などで障害が残った場合、その程度に応じて支給されるのが障害給付です。
国民年金から「障害基礎年金」が、厚生年金から「障害厚生年金」が、共 済年金から「障害共済年金」が支給されます。
○遺族給付
年金に加入している人が亡くなった場合、その人の配偶者や子供に対して支給されるのが遺族給付です。
国民年金から「遺族基礎年金」が、厚生年金から「遺族 厚生年金」が、共済年金から「遺族共済年金」が支給されます。